ステージ4(末期がん)でも助かる?〜人生諦めないで〜

ステージ4(末期がん)でも助かる?〜人生諦めないで〜

 

私のお義母さんは10年前に子宮頸がんと診断されましたが治療を受け、無事退院しました。

 

しかし、今年の1月には肺に転移していることがわかりました。

 

末期がん(ステージ4)です。

 

抗がん剤治療を行いながら、必死に生きようとしています。

 

子宮頸がんや転移で苦しんでいる方やそのご家族の方の心の支えに少しでもなれば良いなと思いこの記事を書きます。

 

ぜひ最後までお付き合いください。

 

子宮頸がんについては子宮頸がんとは?予防方法や治療方法についてこちらをご覧ください。

 

子宮頸がんと診断されるまで

私のお義母さんはとても我慢強く、薬や病院が嫌いでした。体調が悪くても薬は飲まず病院にも行かないのです。

 

そんなお義母さんの体調が悪くなりはじめたのは病院に行く1年ほど前からでした。

 

少し歩くだけで息切れがひどくふらつきも見られ、普段なにげなく通っていたスーパーへ行くことが困難になっていきました。お義母さんは「貧血だから」と言っていましたが、今思えばその時からがんが身体をむしばんでいたのでしょうか。

 

家族に対して下腹部痛や腰痛も訴えていましたが、病院へは決して行きたがりませんでした。

 

顔や足がパンパンにむくんでおり、あまりにひどい状態を見かねてお義父さんや旦那の祖母が強行で病院に連れて行き、やっと子宮頸がんだということがわかりました。

 

 

子宮頸がんの治療

治療方法は放射線と抗がん剤でした。髪の毛が抜けるという副作用のない抗がん剤を使用したおかげで髪の毛は抜けることなく、あまりひどそうな様子もみられませんでした。

 

今までどんなにつらくても薬を飲まなかったおかげか、抗がん剤がものすごく良く効きました。それでも退院までに半年ほどかかりました。

 

 

肺転移の発覚

子宮頚がん発症から10年後に肺への転移が発覚

救急入院が決まり医師から言われたこと
・「おそらく肺に水が2リットル以上溜まっています。39度の熱も出ていて、こんなにひどい状況なのによく耐えましたね。もし入院していなければあと2、3日しか持たなかったでしょう。」
・子宮より肺のほうが心臓に近いため、子宮がんの時より弱い抗がん剤しか使用できない
・子宮癌治療のときに死ななかったがん細胞が肺に転移しているため、前回と同じ抗がん剤ではがんが死なない

 

転移していたことを家族に知らせなかった

あとから聞いた話では、転移していたことはずいぶん前から知っていたようでした。お義母さんが子宮頸がん治療後の定期健診に1人で行ったときに聞いていたそうです。

 

しかし、入っていた保険はがんの治療が一度しか適用しないと分かってから、新しいがん保険には入らず死亡保険だけをかけていたそうです。お義母さんはお金に余裕が全く無かったため、高いがん保険にも入れなかったと言っていました。

 

そのため、誰にも言わずに死を覚悟していたようです。

 

これを知って、旦那はひどく落ち込んでいました。

 

「なんで言ってくれないんだよ」

 

私もお義母さんの異変に気付いたころから病院を勧めましたが、「喘息だから」と強く言われていたため当時はそれ以上踏み込むことができませんでした。転移がわかった今となっては後悔しています。

 

緊急入院するまでの様子

  • 10か月ほど前から咳が目立つようになり、何度も受診を促したが行こうとはせず
  • 4か月ほど前にお義母さんが1人で町医者にかかり肺のレントゲンを撮るも異常はないといわれる
  • 3か月ほど前から1日の半分以上咳をするようになる 痰を出すまで咳が止まらず、笑うと必ず咳込む ヒューヒュー、ゼイゼイ聞こえるようになる 痩せてきたように感じる このころから顔色が悪い日が時々あった
  • 2週間ほど前に大きい病院に行こうと促すも行きたくないといわれ代わりに町医者へ再受診 私が付き添って行くも少し歩くだけで疲れる様子 ふらつきもあり、常に支えている状態(行きはタクシー使用) 後から聞いた話では、この頃から固形物がのどを通らなくなっていたそう とても痩せ、二の腕が骨しかないような状態だったためメイバランスを飲んでもらう 病院は、やはり拒否
  • 10日ほど前の朝方、転倒し頭と左肩をぶつける フラッとなって気づいたら倒れていたと話す その日は今までに見たことのないくらい顔が真っ青で立ち上がれなかった 貧血で倒れただけだからと病院には行かず
  • 5日ほど前から足や顔がむくむようになる 寝て過ごすことが増える
  • 緊急入院前日「お母さんはもうだめかもしれない。何かあっても動揺しないでしっかり頼んだよ」と旦那に話す。それでも病院は行こうとせず。
  • 緊急入院当日明らかに顔がむくみ、顔色が悪く起きられない様子をみた旦那が救急車を要請し病院へ搬送

 

 

入院中の様子

入院1か月目

  • 肺の水を抜くために脇下にメスを入れて水を抜くための管を通す手術をする
  • 4日かけてゆっくり水を抜いていく(1日の上限1.2リットル)
  • 他に異常はないかみるために全身の検査(レントゲンなど)
  • 肺の水を調べたところ、がんの転移だと判明する
  • 点滴の針が刺さらず、刺さっても何度も点滴漏れして腕が腫れる
  • 身体に血液がほとんどなかったため輸血を行う

 

抗がん剤治療開始

(入院して二週間が経った頃から抗がん剤治療が開始されました。)

  • 食欲の低下 38.5度以上の高熱が出る(夕食後に解熱剤を内服するため朝方には熱が下がっているも夕方にはまた熱が上がってしまう。毎日繰り返す)
  • 下半身がむくんで通常の大きさの2倍ほどになる(足の裏まで)
  • 咳止めを内服しているため入院前より咳は減った
  • 鼻からの酸素吸入使用(日により異なるが1〜3リットル)
  • 全身に赤い発疹ができる
  • 眠気が強くなる(話しながら寝てしまうことも)
  • 「悪いねえ」とみんなに申し訳ない気持ちを伝えることが多い

 

入院2か月目

  • 日によるが少しだけ食欲が増える
  • 下半身のむくみは変わらずある
  • 体重が2キロ落ちる
  • 酸素吸入を使用しなくても良い状態になる
  • 顔がむくんだりひいたり繰り返す
  • 咳が入院時よりずいぶん減る
  • 退院したいと強く願うようになる

 

入院3か月目

  • 脱毛がはじまる
  • 歩けるようになる
  • むくみがなくなる
  • 咳があまりでなくなる
  • 退院にむけて体力をつけなきゃと前向きになる

 

入院3か月目の途中

  • 急遽退院が決まる
  • 今後は通院で抗がん剤を続けていくことになる

 

先生には末期と言われ、入院前は立ち上がることもできず、パンパンに顔が浮腫み、話すことも難しいほどだったお義母さんがたった3か月ほどで退院できるとは…!家族みんなで喜びました。
抗がん剤はまだこれからも続きますが、退院してからは笑顔もたくさん見られるようになり、イキイキとしています。
入院前の生活に戻れるよう、家族みんなでサポートをしていこうと思います。

 

子宮頸がんが転移した場合の余命

国立がん研究センターの統計を見てみますと、5年生存率は20〜30%となっています。

 

しかし、早期発見・治療できた方は95%程となっており、早期発見・早期治療の大切さが痛いほどよくわかります

 

人生諦めないで

”癌になる=死ぬ”ではありません。
たとえ、治療開始が遅くなってしまっても「人生終わりだ」と悲しまないでください。

 

お金がないから…と治療をためらわないでください。
お金は何とでもなります。

 

先生はあなたにとって最善の方法で治療してくれます。
治ると信じて…先生を信じて治療に励めばきっと大丈夫です。

 

あなたはなくてはならない大切な人です。
どうか、生きてください