富士山が見たい!母と静岡に行った時の話

富士山がみたい!母と静岡に行ったときの話

母との静岡旅行

富士山がみたい!!

母と静岡旅行に行ったときのお話です。この歳にもなると母を独り占めすることは難しく、なかなか2人で出かけられないので、私の大切な思い出です。

 

昔っから「富士山に登りたい」と言っていたため、母の誕生日の2か月ほど前に「富士山のぼりに行く?」と聞きました。しかし「もう歳だから富士山の見えるところに行きたい」と言われ、旅館から富士山がみえる宿”松濤館”を母の誕生日に合わせて予約しました。ほかにも、サファリパークと白糸の滝に行く計画を立てました。

 

出発の日、夜中に家をでて2人で交代しながら運転していきました。

 

なんせ石川から遠い!!

 

旅館に到着するも天気は曇りで、本来見えるはずの富士山が見えません。

 

ほんとにがっかりしてんよ〜。

 

お部屋に入ってからは2人で写真を何枚も撮り、どうやったら少しでも小顔になるか研究しました。親子そろって大福のように顔が丸いので。(笑)そのあと2人でおいしい料理とお風呂に癒され、ゆっくりした時間を過ごしました。

 

0時すぎたところでベットに横になると、「寝るときは寂しいから一緒に寝よ」とくっついてきた母。なぜか私の母性本能がくすぐられました。普通、逆やよね〜。もう50歳手前にもなると、少しずつ痩せてきているのがわかりますね。なんだか寂しい気持ちになりました。

 

残りの人生、母にできることはしてあげたいと思った夜でした。それにしても母のいびきがいい音楽となり、なかなか寝られませんでした…。

 

 

 

次の日の朝も富士山はみえませんでした。

 

 

富士山!?

チェックアウトし、まずは白糸の滝へ。

 

母とツーショットを撮ったり景色を楽しんだりしました。良い運動になりましたが階段が大変でした。

 

続いてサファリパークへ。

 

いちばん印象に残っているのはライオンです。エサやり体験をするためにスーパージャングルバス(天井も横も金網でできたバスでした)に乗ったのですが、ライオンが家で飼っている猫のようにかわいらしく見えました。しかし、お肉を食べているときはやはり野生の動物だな…。と思いました。

 

家族へのお土産も買っていろいろ楽しんだあと…。どうしても富士山が見たかった母は車を運転し富士山が見えそうな道をひたすらグルグル。

 

それでもやっぱりみえません。「もう日も暮れてきたからあきらめて帰ろう。また今度一緒に来ようね」と話していたところに大きい山のアタマが…!!

 

諦めていた私たちは「これ違う山やろ?」と疑いましたが地図でみると富士山だと発覚し2人で発狂!!急いで車をとめて車から降り、富士山が見えなくなる前に…と必死で写真を撮りました。

 

母の夢が叶いました。

 

涙を流している母をみて”本当によかった。”と思いました。

 

 

介護の仕事をしていたから余計に思うのかもしれませんが、生きているうちにしか親孝行できません。親が亡くなった後に「もっとこうしてあげられれば…」とか「もっと顔をみておけばよかった…」とか後悔して涙を流して悲しむ人をたくさん見てきました。

 

もちろん、その反対の方たちもみてきました。その人たちは「もう十分やってあげられることはやったから後悔はない」と後悔するどころか満足そうな顔をされていました。

 

人間はいつどこでどのように人生が終わるかなんてわかりません。だから、いつ何が起きてもいいようになるべく後悔しない生き方を選択したいですよね。