ヘルプマークとは?特徴や手続き・偏見や犯罪について

ヘルプマークとは?特徴や手続き・偏見や犯罪について

 

世の中にはかぞえきれないほどさまざまなマークがありますよね。

 

その中でも”ヘルプマーク”を知っていますか?

 

聞いただけで、どんなものか説明できますか?

 

「みたことはあるけど、どういう意味をあらわしているかわからない」
「全然知らない。なにそれ?」
というあなたはぜひ読んでください。

 

これが周知されることにより、救われる人たちがいます。

 

これを知って、少し周りに目を向けてみてください。

 

あなたの少しの気遣いで救われる人たちがいます。

 

ヘルプマークとは

義足や人工関節を使用している方
内部障がいや難病を抱えている方
妊娠初期の方 などが
外見ではわからないけれど周りに配慮を必要だと知らせて、援助を得やすくするために作られたものです。

 

内部障がいにはこのような方たちがいます

◯糖尿病性網膜症で視力が低下している方
◯ペースメーカー(電気の刺激を使って体に必要な脈拍を作る医療機器)を胸に埋め込んだ方
◯肺の機能が落ちてしまい、酸素と二酸化炭素の交換がうまく行えず常に酸素ボンベを携帯している方
◯肝臓の機能が低下し、だるさ、あざができやすい、吐血、意識障害などが生じやすい方
◯膀胱や直腸が機能低下などにより尿や便を体の外に出すために人工肛門や人工膀胱を造設している方
○腸の機能が不十分になり消化吸収がうまくできず、通常の口から摂る食事では栄養維持が難しい方
などさまざまです。

 

ヘルプマークの特徴

 

ヘルプマークの表面
赤字の長方形に白の十字とハートマークが描かれています。
ヘルプマークの裏面
疾患名や配慮してもらいたいこと、非常事態が起きた時の連絡先などを記入して貼り付けられるようになっています。そのため、何かあった時に周りの人がどう対応したら良いかという重要な情報源になります。

 

ヘルプマークをもらう手続きは面倒?

ヘルプマークを受け取る際、障がい者手帳などの書類は必要ない(一部自治体を除く)です。外出することが難しい方は、代理の方に受け取りに行ってもらうことも可能です。

 

しかしほとんどの自治体は郵送対応をしていないので、代わりに受け取ってくれる人がいない方は、自作という方法があります。
東京都福祉保険局のサイトからガイドラインをみることができます。

 

ヘルプマークの配布や優先席へのステッカー標示はいつから?

平成24年10月から都営地下鉄大江戸線ではじまり、いまでは多くのバスや電車、病院で見かけるようになりました。

 

また、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて外国人観光客にもより分かりやすくするため、平成29年7月に"ヘルプマーク"が案内用図記号にも追加されました。全国共通のマークになるため、広く普及し、認知度の向上も期待されています。

 

 

 

 

ヘルプマークを身に着けた方を見かけたら

◯電車・バス内で席をゆずる
◯困っている様子であれば声をかける
○電車やバスで事故・災害が起きた時に避難の助けを行う
といった、あたたかい思いやりのある行動をおねがいします。

 

ヘルプマークをつけている女性に誰も気づかず

先日、電車の優先席の前にヘルプマークをカバンにつけた中年の女性がいました。その方はつり革に両手でつかまって寄りかかり、眉間にしわを寄せ、目を閉じて立っていました。

 

優先席に座っている方々はみんな知らん顔。疲れて眠っていたり下を向いていたり携帯を触っていたり...

 

私は、「だれか女の人に気づいて譲ってくれないかなぁ」と心の中で思いましたが、優先席に座っている方々にもなにかそれぞれ理由があるのではないかとも考えてなにも言えませんでした。三駅ほど過ぎたあたりでその女性は隣の車両に空いた席を見つけてとてもつらそうな顔で行ってしまいました。なんだか悲しい気持ちになりました。

 

キチガイマーク!?

Twitterでヘルプマークのツイートをみて驚いたのが”ヘルプマーク”を”きちがいマーク”と思っている方がいるということです。偏見や差別のない、皆が生活しやすい社会に。一緒に変えていきましょう。

 

性犯罪!?

電車内でメニエール病のため眩暈で倒れた女性(ヘルプマークを身につけていた)が多目的トイレに連れ込まれ性犯罪に巻き込まれたという記事もみかけました。
(メニエール病とは:激しい回転性のめまいと難聴・耳鳴り・耳閉感の4つの症状が同時に起き、症状がおさまっても数日から数か月の間隔で繰り返す内耳の疾患のことです。)
抵抗できないとわかっていて手を出したということですから、非常に許されがたい行為です。

 

最後に

助けを必要としている人が犯罪に巻き込まれたり、ヘルプマークを心無い呼び方で呼ばれてしまうなどといったことはあってはならないと思います。それが現実に起きているのですから、非常に残念です。しかし、あなたの気遣いで救われる方がいるということを忘れないでほしいです。

 

ヘルプマークを持っていてもいなくても、みんなが生きやすい社会になってほしいと思います。

 

1人でも多くの方に知ってもらいたくて書きました。まだ知らない方々にも理解を広めていきませんか??